ご挨拶

 第26回日本静脈麻酔学会を、2019年11月22~23日に昭和大学上條講堂(東京都品川区)で開催させていただきます。

 全静脈麻酔(Total Intravenous Anesthesia, TIVA)は、日本では20年超の歴史があります。TCI(Target-controlled infusion)ポンプ、脳波モニタ、レミフェンタニル、スガマデクスの発売とともにTIVAの環境は整ってきました。ですが、TIVAが誰でも簡単に施行できるまではまだ遠く、改善の余地がまだまだあるように思います。そこで、今回の学会のテーマを「静脈麻酔・全身麻酔のこれから」とし、今後のTIVAや全身麻酔について考える学会としました。現在、今後を見据えた特別講演、講演や、教育関連の講演、シンポジウム、エキスパートによるハンズオンセミナーを企画中で、新しい知見を楽しんで頂けるような学会にできるよう準備を進めています。

 一般演題の募集は8月中旬から9月末を予定しています。静脈麻酔に関わる演題はもちろん、吸入麻酔、筋弛緩薬、局所麻酔薬でも、麻酔関連薬剤の麻酔薬理学に関する演題を広く募集します。本学会の一般演題では活発な議論が交わされます。学会の一つの醍醐味であるディスカッションを存分に楽しんで頂きたいと思います。本学会では毎年、一般演題からJSIVA賞(賞金あり)を選出しています。今回のJSIVA賞は全演題の中から1~2題、若手の発表者の演題の中から1題を予定しています。はじめて演題を出す方もぜひ奮ってご応募ください。

 11月下旬は、芝公園、日比谷公園、国立科学博物館附属自然教育園など、都内各所で紅葉が見頃で、東京都庭園美術館などライトアップされた紅葉を見られる場所もあります。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

第26回日本静脈麻酔学会
会長 増井 健一
(昭和大学医学部麻酔科学講座)